ベストアルバム発売とせくぞんさんと嵐にしやがれ
寒くなってきましたね。
11月12日の嵐にしやがれを見て、
Sexy Zoneことセクゾンさんに、ちょっとだけ興味をもった貴方へ。
ベストアルバム11月16日発売ですよ♡
Sexy Zone 5th Anniversary Best(通常盤)≪期間限定5th Anniversary スペシャル・プライス仕様≫
- アーティスト: Sexy Zone
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2016/11/16
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
〜〜解説〜〜
①「なに、この子達、スタイルも顔面偏差値東大級…」と気付いてしまったあなた
ベストアルバム初回A特典の「Singles Music Clips Collection」がおすすめです。
現在までの全てのシングルのMVが付いてきます。え、すごくない?
②「ぱいなぽーーーーー」と絶叫する姿や、俳句を詠みだしたり、ミストをしたたらせる姿に、「この子達…なんだか、可愛いだけの子じゃない…?」と疑惑をもったあなた
ベストアルバム初回B特典の「Sexy Zone CHANNELメンバーがセレクトする神回傑作選 (約180分収録)」がおすすめです。
Sexy Zone CHANNEL(通称セクチャン)とは2014年に放送開始したSexy Zone初の冠番組なのですが、
このセクチャンって、内輪受けとか、ファンだけが面白いとか、ただ可愛いだけの番組じゃないんです。私はかつてメンバーの顔と名前も一致しない状態で見始めましたが、涙が出るほど爆笑しました。
これ、本当に、普通に、超面白いですよ。
普段彼らがどれだけ猫を被っているかがわかります。
「ボボボーボボーボボ」的な世界観です(*中島健人君の好きな漫画)
③「なんだかこの子達、美声…?」と気付いてしまったあなた
よくぞ気付きました…彼らはかなり歌がうまいです。特に映像はいらない場合には通常版、特に5th Anniversary スペシャルプライス仕様がオススメです。お値段わずか¥2500(税込み)!神!ジャケ写はデビューシングルと全く同じ構図という、にくい演出です。
<番外>ちょっと気になるけど、平均年齢19歳のグループのCDを買うには自分は年を取りすぎていると感じる昭和生まれのあなた
彼らは楽曲とパフォーマンスにおいては超正統派アイドルであり、個人的にはどこか懐かしさを感じます。バラエティの面ではSMAPのようなギラギラ感を感じ、楽曲やパフォーマンスはKinkiのような独特の閉じられた世界観を感じます。ジャニーさんの美学のようなものを感じますよ!美学(…というかぶっとんだMV)を感じたいなら初回Aですが、個人的には初回Bをおすすめです!
渋谷のTSUTAYAさんで大宣伝しているようなので、見学がてら購入されてはいかがでしょうか♡
そして嵐にしやがれ、
「セクチャン」からはまった私としては、ちょっとセットが豪華なセクチャンを見ている気持ちになれました!面白かった〜
まず中島健人君のあの、良い意味で「ちょっとぶっとんだ方向性の面白さ」を地上派で見れて大満足。あのモノマネを見て中島健人君に興味を持ったあなた、しつこいようですがベストアルバム初回B盤の特典に、もっと面白いのついてきますよ!
そしてやっぱり嵐ってすごいなぁ、優しい人達だなと思いました。上手に後輩の良いところを引き出してくれる。
一番優しさを感じたのはゲームでふまけんが2人で失敗した時の「泣きの1回」を超ゆるく許してくれたところです。ここ、テレビ的には土下座ですし、ふまけんもそれくらいやるつもりだったと思うんです。でも、ふまけんはセクゾンにおける「上2人」なので「下3人」の前で、ふまけんの土下座をやらせなかったんだと思うのです。セクゾンは「年功序列」のグループなので。
なんだかその優しさに、嵐の強さを感じましたとさ。
この妄想に何の意味も無いけれど その2
以前剛健コンビの代わりにKinkiがV6だったらという妄想をしましたが…
VS嵐に健君が出てきゃっきゃしている姿を見る度に思うのですが、
もしもV6としてデビューしていなければ、
年齢的には健君が「6人目の嵐」になっていた可能性だって全然あったんだよなぁと思います。
なんなら剛健コンビが嵐の2TOPだった平行世界があったかもしれない。
これまた以前「剛健」と「ふまけん」の違いを考えた時に
1つは「グループの最年長であること」をあげたのですが、
「嵐の2TOPだったかもしれない剛健」を妄想した時に、
例えグループの最年長だったとしても剛健コンビは、グループを仕切ったり、まとめたりはせずに、2人で自由にきゃっきゃしてそうだなと思いました。全て年下の翔潤コンビにまかせていそう。笑
そんな妄想をついついしてしまう安定の可愛さのVS嵐でした。
放送300回おめでとうございます!
あと5、60年それだけでいい
12/21発売となるSMAPのベストアルバム『SMAP 25 YEARS』収録曲が決定!
— ビクターエンタテインメント (@VictorMusic) November 2, 2016
約200万票のリクエストの中から上位50曲が選ばれました。多くの方のご参加、ありがとうございました🍀
12/28発売映像商品の収録内容も発表!https://t.co/31WdsfPWok pic.twitter.com/GwbamKemVP
SMAPのベストアルバム「SMAP 25 YEARS」ファン投票による収録曲が発表になりました。リンクのサイトで収録曲ごとに「皆様からのメッセージ」が見れるのですが、読んでいると共感したり、懐かしくなったり、じんわり暖かい気持ちになりました。SMAPの楽曲ってもちろんSMAPの一部なんだけど、どこか別の存在に感じる事があるんですよね。
その現象はSMAP自身の楽曲に対するリスペクトによるものなのではないかなぁと思っています。どんなに活躍したって自分達自身の事は決して褒めたり良いようには言わない彼らだけど、「楽曲」は手放しで賞賛し、どこか別の人が歌っているかのように話したり、彼ら自身も楽曲に励まされるというような発言をする。
そしてですね、とっても嬉しい事がありまして、
Clip!SMAP!コンプリートシングルスに、
LIVE BIRDMANVHS初回版特典映像のFLYが入る
んです!!!!!
今までも、これからも、この世界で一番かっこいい映像だと思っています!!!ビクター様、本当に本当にありがとうございます!!!!
私にとって「かっこいいお兄さん」だったSMAPが、「特別」になったのは「FLY」という曲からでした。ちなみにこの「FLY」から始まる、「LIVE BIRDMAN」とにかくかっこいいので、SMAPのDVDをどれか購入を検討されている方にはとにかくオススメです!!
そして、「STAY」
私が「STAY」を初めて聴いたとき、
人間の「永遠」とは「5、60年」なのかという事実に打ち抜かれたなぁ。
考えてみれば当たり前のことだけど、たったの50年、その短さに驚かされた。
そして、とてもSMAP「らしい」言葉だなと感じた。
「大事なのは続ける事」で、「永遠」なんて言わない、でも「5、60年、それだけでいい」。
そして 中居君が「好き」と言っていたのも印象的だった。
「これSMAPかっこいいって感じ」
「木村君からはじまるんですよね、Aメロが、えらい長いの。俺そこが好きなの」
…という中居君の言葉を聞いてからAメロの聞き方が変わりました。
ビクター様、本当にありがとうございます。
永遠なんていわないからさ 5、60年それだけでいい
これからも
あとたったの50年、一緒にいたい。と、思っています。
せくぞんさんの「こういう姿が見たいなぁ」 という妄想
ハロウィン音楽祭を見ましてね、やはりSexy Zoneさんはとんでもない顔面偏差値だと感じました。
でもですね、謎の赤いお着物の衣装も素敵だったんだけど、いや、でも、それ、仮装?っていう
違うよ和装だよ!!
やっぱそこはゴシックじゃないの!?制服で血糊とかじゃないの!?仮装ってこういうことじゃないのhyde先生!!!!
〜〜イメージ図〜〜
…と。このようなイメージの妄想を膨らましすぎていたため、なんか、「え???」となりました。まぁでもかわいかったです。
この流れでものすごく軽卒に、
ただ数週間見た茶の間ド新規である私が、
せくぞんさんの「こういう姿が見たいなぁ」
という妄想を綴ります。
その1. 「もっと制服を着ればいいのになぁ」
今しかない「若さ」と「美貌」という誰にも真似できない最大の武器をもっと利用すれば良いのになぁ〜
大人の役は5年後だってできるよ〜。
学園ドラマに出ている姿をみたいなぁ。
「制服曲」があってもいいのになぁ。
制服を着たCMがあってもいいのになぁ。
その2.「もっと奇抜な衣装を着ればいいのになぁ」
1とほぼ一緒なんですけど…。
正直ね、「よびすて」みたいな曲は5年後だってできると思うんです。
普通の服なんて着ないでほしい。笑
等身大の歌なんて歌わないでほしい。
「今」しかできないトンチキでキラキラでコンセプチュアルな衣装を着てほしい。とにかく色んなアイドルらしい衣装を着てほしい!
その3.「もっとsexy な歌を歌えば良いのになぁ」
sexyというか…耽美。セクゾンちゃんを「耽美」と表現しているのをよく見かけるのですが、本人達の持つ「どこか妖し気」な雰囲気をもっと活かせばいいのになぁ。大人のsexyさではなく、あくまで少年らしいsexyさを、歌詞に暗喩をいれたり、振り付けとかで活かせばいいのに。
「制服を着て暗喩の入った少し妖しい歌詞を歌わせる」という秋本やすすの好きなパターンがあるのだけど、そういうのせくぞんちゃんもはまりそうだと思う。
その4.「もっと踊りをそろえればいいのになぁ」
セクゾンがダンスを揃えたら、もう敵うものはいないよ?と本当に思います。
逆にいうと、「ダンスは揃っていない」という「隙」は早いうちにつぶしておいた方がいいと思います。それこそ売れっ子になってしまってからは中々揃え辛くなると思う。
「ダンスver」の特典が欲しくなるくらいのダンスを魅せてほしいなぁ。
…もしかしてこの「見たいなぁ」と思っていることは、いわゆる「sexy事変」の前までは普通のことだったのかもしれません。それはまだ初心者なのでわからないけれど…。
とにかくね、最強の素材だからこそ「見たいなぁ」と思うことばかり!
これがファン心理で、「応援したい」と思う部分なのかもしれません。
79年組ラジオ
79年組ラジオにときめいたので珍しく文字起こし
79年組は全く持って関係性が謎なのでこういう回はとても嬉しいです。
なんか、意外と、Kinkiと健君って普通に親しいのかな?と思うラジオでした。
〜ちなみに79年組とは1979年生まれのジャニーズ神世代「堂本光一、堂本剛、森田剛、三宅健」の4人組のことです〜
Kinki KIds どんなもんヤ!<2016年10月17日放送>
剛 「‘‘少し前になりますが、ジャニーズウェブでV6 の三宅健くんが自身のブログのコーナーで「薔薇と太陽」について書いていました。光一くんのダンス、剛くんのギターが旨く融合してて凄く好きだ。心がバッキューバンされちゃいました。と書いていたにもかかわらず、最後に、光一くん、剛くん、CD 下さいと書いてましたお2人にとって健くんは、どんな人ですか?思い出とかあったら聞かして下さい。’’」
光一「事務所にゆったらくれるやろうが、そんなもん」
剛 「そんなもん直接ね」
光一「うん」
剛 「それかもう、買ってくれる?もう、申し訳ないけど。逆にもう」笑
光一「健もね、あの YOSHIE さんの、ダンス好きで」
剛 「うん」
光一「ま、それもあって、多分」
剛 「なのかなぁ」
光一「聴いてくれてるんだと思いますけどね」
剛 「うん」
光一「まぁ何やろな?合宿所時代、色々ありましたけどね」
剛 「ありましたけどもね」
光一「なっかなか風呂から出てこーへんとかね!」
剛 「うん、出てきたと思ったら、風呂、びっしゃびしゃ!」
光一「びっしゃびしゃだったね!!」
剛 「どんだけびっしゃびしゃやねん!!ゆうて」
光一「はは!おいっ!みたいな。びしゃびしゃやないかーい!!みたいな事が」
剛 「何してたんやろなあ、みたいなね」
光一「ええ、ありましたけど」
剛 「ありましたけど。まあでも、何かこう、年齢一緒なんですけどね、何かちょっと、弟みたいなとこもあるしね。」
光一「うん」
剛 「不思議なもんですけど。」
驚きポイント①好きなダンサーさんを知っているところ
しかも2人ともいたって当然のようなニュアンス。
仕事トークとしてでも、世間話としてでも、そういう話をすることが驚き。
ちなみに恥ずかしながらこのYOSHIEさんという方がどのV6の曲の振り付けをしてるのか分からず調べてみたところ、6人では振り付け曲がないとのこと。(カミセン曲では「ROCK THE HOUSE」)
でも健君は昔からとてもこの方が好きで、プライベートレッスンを申し込んだところ断られ、なんと一般の人も通うレギュラーレッスンに通った事もある(!)というエピソードまで出てきました。健君って本当に、大胆な努力をする人だな。
驚きポイント②「弟みたいなところもある」発言
これ、結構精神的に親しみがないとしない発言ですよね。
健君が事務所に入所した頃にはすでにKinkiはスターで、そのせいか健君サイドからのKinkiに対する発言って常に「尊敬」が感じられて、同年代ながら事務所の大先輩っていうニュアンスが多い。で、対するKinkiサイドからしたら健君は「弟」的な存在なのか〜お互いの認識がかみ合っているなぁ。というか、出会った頃から揺るぎなく関係性が固定されているのだな。
ここからはポエムですが、
先輩達をぶっちぎって上り詰めて行ったKinkiって、ジュニア時代は同年代や先輩からは時に「嫉妬」の対象になったと思うんですよね。きっと色々嫌な思いもしただろうと思う。そんなKinkiの2人にとって「同年代」で「デビュー組」かつ人気もあった「長瀬君」や「剛健」っていうのは、貴重な存在だったのではないのかなと思います。
Kinkiも剛健も超閉鎖的な雰囲気が出ているけども、彼らが「閉鎖」したのって、10代の頃にスターになって、周りが全部大人で、色々嫌な事を見たり、聞いたり、されたりした結果なんだと思うのです。
かと言って別に彼ら4人が馴れ合ったり助け合ったりしたことはないんだろうけども、「閉鎖」されたお互いの世界は理解し合っているだろうし、ある意味では誰よりも通じ合っている4人組なのではないでしょうか。あぁもう深い!79年組でぶんぶぶーんに出ることをいつでも、いつまでも願っています。
Sexy ZoneとSMAPと
私常々「SMAPはドラゴンボール」で「嵐はワンピース」だと思っております。
超簡単に言うと、ドラゴンボールは、「一番強くなろうと思って駆け抜けていたら、気が付いたら仲間が出来ていた」という漫画で、ワンピースは「目的を達成するために一番大事なのは仲間だ」という漫画だと思っています。
SMAPはエンターテイメントのためなら死にものぐるいです。ベストのエンターテイメントを常に提供するために、時には個人の感情を殺す事ができます。それでも、絶対に「一番」が欲しい集団がSMAPなのです。私はそのギラギラ感が大好きです。
嵐は時に、エンターテイメントよりも個人の感情を尊重する優しさをもっていると思います。時に個人の感情によって前進が止まったとしても、積み重ねた信頼でまた次に進む事ができる強さをもっています。
ちなみに嵐のグループとしての在り方はV6の系譜だと感じていて、派閥がどうとかではなく、現在のジャニーズグループの在り方は「SMAPライン」と「V6ライン」に分類されると感じております。
この2つのラインの大きな違いは、「一番を目指すか、目指さないのか」という違いだと思うのです。「ナンバーワン」を目指すか「オンリーワン」を目指すか。
嵐というグループは、オンリーワンを目指していたら、気がつけばナンバーワンになったグループだと思っています。
そして、知れば知るほどセクゾンさんは「SMAPライン」だと思う日々です。
そのカラーを作っているのはセクゾンの上2人、中島健人君と菊池風磨君で、彼らは時代錯誤なくらい「絶対に一番になりたいこと」を公言する人達で、「ナンバーワン」を目指してギラギラしています。焦ったり、模索したり、グループを引っ張ろうともがいて、時に空回っている姿が、本当に「昔の2TOP」を彷彿とさせます。で、その上2人の情熱に、下の3人も答えようとしているところも。まさに今のセクゾンは「ブレイク前のSMAP」を見ているようです。
そんな上2人(ふまけん)ですが、追いかけて数週間で、関係性が劇的に変わったようです。雑誌のインタビューによると8月25日に風磨君が健人君のソロコンを見に行ったのがきっかけらしいのですが、その後におそらく何らかの話合いをしたのでしょう。2人は口をきかない時期もあり、何か関係性を突破しないとダメだと感じていた、更には個人での力不足も感じていて「グループ」として協力して「1番」を目指す事にしたようです。
さて、8月16日にSMAPの報道を受け、風磨君は「生身でお仕事をさせていただいた最後の後輩になるかもしれないので、魂を受け継いでいきたい」とインタビューに答えています。この後、8月25日に健人君のソロコンを見に行ったのは、偶然ではないと、私は感じています。
こんなことを書くのは本当におこがましいのですが、もうなくなるであろう「派閥」で言えば、彼らはもしかしたら本当に最後の後輩です。
そのことを誇りに思ってほしい、そして、彼らの中に、私は、SMAPの「魂」を感じます。そんな彼らに先輩達を全部追い抜いて、「ナンバーワン」に、なってほしい。
そんなわけで、Sexy Zoneの「よびすて」初回Bを買いました。
CD買うの久しぶりだけど、だって、なんだか彼らががんばっているので
追記:
雑誌で中島健人君が、「仕事でぼこぼこになっても、スーパーサイヤ人気取っていた、サイヤ人って、瀕死の状態まで傷つけられると更に強くなるから、自分もどんどん成長すると思っていた」という趣旨のことを語っていました。やっぱりセクゾンさんも、(というか健人君が)、君はドラゴンボール。
デビュー組は選択を迫られる
デビュー組の中心メンバーは選択を迫られるという妄想の話
健君(三宅健)が、ジャニーさんから「V6」としてデビューする構想を持ちかけられた際に、「剛(森田剛)は入らないの?」と聞いたところ、ジャニーさんは「入らない」と答えた。すると健君は「じゃあやりたくない」と言った。
それを聞いたジャニーさんは「剛がいたら君は1番になれないよ?」と言い、健君は「それでもいい」から、剛君をV6として一緒にデビューさせてくれるように頼んだ。
…というエピソードは、私の、いや、私以外の数多くの人にもV6ビックバンを起こしたエピソードなのだが、このエピソードを聞いたとき、私は「デビューグループの中心を担うメンバーには、そのような打診があるのか、そして他のメンバーの決定権があるのか」ということにも衝撃を受けた。
そして正直これは健君(と剛君)に対する事務所の「試し」だったのだろうか?と思わなくもない。
剛君側にどういう打診があったのかはわからないけれど、剛君は当然のようにこのエピソードを話していたから、「健がこう(剛がいないならやりたくない)言っているが、やる気はあるか?」という文脈でグループ参加への打診があったとしてもおかしくないと思う。
結果として健君は剛君を引き込んだ訳で、剛君はそれに応じた訳だから、2人はグループを成功させる「責任」を負ったのだ。
健君と剛君というグループの人気を担う2人に責任を負わせて、更には不安定な要素のあった剛君という逸材をグループにつなぎ止める為の事務所の壮大な「試し」だったのかな?と思わなくもない。
こういうエピソード(デビューが確定したメンバーが他のメンバーを交渉)は他にもあり、滝ツバもタッキーが翼君と一緒にデビューしたいと主張したというし、最近だとジャニーズWESTのデビュー決定後のメンバー増加が記憶に新しい。
当初4人でデビューすると発表されたが、7人で走り回り、事務所に7人でデビューすることを説得したという。これも正直、事務所は本当に当初の4人でデビューさせるつもりだったのだろうか?と感じてしまう。彼らの意思を今一度確認させるための「試し」だったのではないのだろうかと思わなくもない。
そしてその他にも、V6以降のデビューグループにおける中心メンバーは、何かしらの選択を迫られていることが多いように見受けられる。
単純に「ジュニア」というブランドが確立され、ジュニア内でのグループ活動が盛んになったという背景もあるのだが、例えば山Pは「4TOPS」の大好きなメンバーとではなくデビューすることとなった(そして後にソロを選択した)。
錦戸君はずっと一緒に苦労を共にしてきた関ジャニとNEWSを掛け持ちすることになった。(そして後に関ジャニを選択した。)錦戸君の例でいくと、錦戸君は掛け持ちがはじまった当初からいつかはどちらかを選択する日が来るのだろうな…という雰囲気を感じていた。結果として関ジャニを選択したわけだけど、錦戸君はNEWSを辞めた分も、関ジャニを成功させることに対する思いは強くなったのではないだろうか。非常に乱暴な想像だけど事務所は錦戸君に自らどちらかを選択させることで、その選択したほうのグループに対し錦戸君により精一杯の力を尽くしてほしかったのではないだろうか。
どうしてそんなことを考えたのかというと、どうも最近気になっている「ふまけん」も、それはもうたくさんの試練を与えられまくっているからである。一体事務所は彼らをどれだけいじめたいのか?一体彼らが何をしたというのか?というくらい、まだ20歳そこそこの彼らは数々の選択を迫られている。
私のふまけんの初見の印象は「現代っ子とは思えないほどの「野心」を抱えた2人組」である。ジュニア時代の映像をみても、「目立ちたい」「かっこ良く魅せたい」というストレートな思いが伝わって来る。しらけたところも恥じらいもなく、ガツガツと真っ直ぐに「人気者」であることに向かっている。
いたって普通で裕福そうな家庭で育っていそうな2人なのに、正直、どうしてそうなった?と不思議に思うほどの野心家達で、顔もよく、ダンスも歌もうまい。そしてとんでもない「野心」を抱えた2人組が出会ったのは月並みだけれど奇跡だなと思う。
その上昇志向を試されるように、ふまけんには数々の試練が与えられていて、なんだかもうボロボロになっているように見える。それでも彼らは野心を捨てることなく、「1番」になりたがっている。
そしてそのガツガツ感こそがSMAPを彷彿とさせて応援したくなるのだ。ふまけんが今後何度も試されて、選択を迫られても、後悔しない選択をしてほしい。決して「野心」を捨てなければ、きっと1番になれるのではないだろうか。