かくれぬらり

2.5次元の妄想。情報やレポはありません。感想と散文です。

昭和61年生まれのジャニーズ雑感 その1

さて、突然ですが私は昭和61年生まれ、現在28歳ですが今年29歳になる年です。
アラサー!!

突然こんな紹介を始めた訳は、「アラサーのSMAPファンがごっそりいない」というtwitterとblogを見かけて(本当は挨拶して引用すべきなのかもしれないけれどすみません)少々思うところがあり、今回「昭和61年生まれの見てきたジャニーズ」について語ろうかと思いました。
薄々感づいていたのですが、私は友達にジャニオタが一人もいません。友達の友達レベルでも、ジャニーズのコンサートに行った話も聞いたことがありません。友人一同のなかで、私は異端分子なわけです。

「昭和61年生まれって、ジャニオタ隙間世代なのではないか…?」っていう考察です。

長い上に恐ろしく懐古的なので、興味のある方のみどうぞ。
ちなみに「アラサー」というくくりで最近はよく語られますが、1学年違うだけで、見てきたドラマや聞いていた音楽が大分変わるんじゃないかなーって思います。これは昭和61年生まれの話です。



さて、女の子が一番アイドルにはまるのはいつかというと、小学校高学年から中学校の間だと思います。いわゆる「思春期」でしょうか。そのころは誰しも一度はアイドルにはまるものですよね?


さて我々昭和61年生まれが小学校高学年から中学校の西暦はだいたい年1997年〜2001年です。その頃ジャニーズは超Jフレ全盛期でした。
1997年はKinkiがデビューし、V6の「学校に行こう」が始まった年。私たちにとってのジャニーズとはJフレであり、中でもKinki無双で、カミセンも人気があり、「剛派?光一派?」「カミセンだと誰派?」って感じでした。ちなみにその頃「好きなジャニーズ」でSMAPをあげる子はほとんどいませんでした。それは軽んじられていたとか年が上だったからではなく、もうすでに圧倒的な存在だったからです。当時「SMAPxSMAP」の視聴率は20パーセントを超えており、皆見ていました。

そういう状況で思春期を育ったのに、なぜ隙間の世代になったのか?と思うかもしれませんが、この頃ってテレビでかなりジャニーズ成分が接種できていたので、「コンサートに行きたい」という欲求が湧くほどではなかったような気がします。また、今と違ってグループも少なく、すでにSMAPはジャニーズ枠を超えていたので、ジャニーズとはKinki,TOKIO,V6だったわけです。この3組でほぼジャニーズ枠を埋めていたわけなので、どのグループもかなりテレビにでていました。ここは感覚として今とかなり違った気がします。
そしてもう一つ、この頃はJフレも全盛期でしたが、Jポップというものも全盛期だったのです。

私たちが中2の頃、思春期真っ盛りで聞いてた1998年の年間オリコンランキングはこちらです。



1 誘惑 GLAY
2 夜空ノムコウ SMAP
3 my graduation SPEED
4 タイミング BLACK BISCUITS
5 SOUL LOVE GLAY
6 長い間 Kiroro
7 HONEY L'Arc〜en〜Ciel
8 愛されるより 愛したい KinKi Kids
9 Time goes by Every Little Thing
10 全部だきしめて/青の時代 KinKi Kids


名曲ぞろいすぎて震えます。


Kinkiは「光一派?剛派?」でしたが、それと平行して「GLAY派?ラルク派?」「ポケビ派?ブラピ派?」もあったわけです。もう少し後には「あゆ派?宇多田ヒカル派?」でした。




特にこの「ラルク/GLAY」直撃が、小2でもなく、高2でもなく、一番多感な中2だったことが、我々の世代に大きな影響を与えているような気もします。

ジャニーズにはまる要素を持っていた女の子も、ラルク/GLAYにはまった子がとても多かったのではないでしょうか?今でもこの2グループのファンは周りにとても多いし、私も大好きです。




つづく