かくれぬらり

2.5次元の妄想。情報やレポはありません。感想と散文です。

三角関係

かみせんトライアングル

かみせんって…こわい




岡田君のanan連載でカミセントライアングルについて語っています。1行1行つっこみながら感想を書きたいくらいなんだけど、まだ発売したばかりなので詳しくは読んでくれ!



よく剛健の関係性を「宇宙」と称しているのを見かける。

自分の経験や、常識の範囲でいくら考えてもよくわからない存在=宇宙ということだろう。


で、カミセンの3人組も、一般人の常識からはるか彼方の理解できない存在だと思う。


まず、彼らは本当に「アイドル」だなと私は思う。
たまに披露されるまるでジュニアのようなアイドルエピソードや、写真の写りかた、PVにおけるくっつきっぷりを見るにつけて、3人集まるとスイッチが入ったようにアイドルだし、そこになんの疑問も覚えていないように見える。小さい頃からアイドルだから、体に染み込んだアイドル性がもはや本人達の人格形成に影響を与えているのだろうか。


話は飛ぶのだが、「おおきく振りかぶって」という漫画がある。超有名野球漫画なので詳しくは読んでくれって感じなのだが、この漫画はたまに最新の心理学的な野球練習方法を紹介しているのだが、その中で「普段リラックスした状態でチームメイトと触れることで、チームメイトに触れる=リラックスという反射を脳に植え付ける。それにより試合中の緊迫した状況でチームメイトに触れるとリラックスすることができる」という方法を紹介しており、漫画の中では練習前にチームメイト同士で手をつないで瞑想(リラックス)する時間を作っている…という描写がある。


なんか、実際こういう練習を本当にしているところがあるのかとか、効果の程ははわからないけど、これを読んだとき「ジャニーズってこの方法を取り入れてそうだな」となんとなく思った。


ジャニーズはおそらく「くっつけ」という教育方針があると思もわれる。ファンは仲良さそうなのが好きというのもあるけど、こういう心理学的な面もあるのではないのかなと思います。ジャニーズの人々は他人に触れる事に全然抵抗を示さないし、緊張する場面では、ぎゅっと固まる姿をどのグループでも見かける。

で、カミセンって本当になんのためらいもなくくっつくなという話なんですが、入所時期が早い人達や、グループに入った年齢が若い人のほうがくっつく習性が強いように思えるので、カミセンの3人は中学生の頃から売れっ子だから、ずーっと教育されるがままにくっついていたから、それがもう当たり前のことになっている印象。



そして、彼らは本当にお互いが好きだなと思う。例えばSMAPって、「SMAP」でいる5人が好きなんだと思うんだ。中居君がよく「SMAPかっこいいだろ?」って5人でいるとき、メンバーのこと見ながらにこにこして言うように、「SMAPを作り上げている5人」が好きなんだと思う。でもカミセンって「カミセン」でいる自分たちが好きなんじゃなくて、本当に、人として、お互いのことが好きなんだと思うことがある。

だからこそ、

「こういう話がファンにうけると思ってリップサービスしているんだろう。」
とか
「こういう話でカミセンファンが増えるかもしれない」



と、岡田君が考えて今回のエピソードを披露したとは、どうしても思わない。彼らは自分の気持ちに正直に生きる事を大事にしていると思うのだ。リップサービスとか関係なしに、ただ単に素直な自分の気持ちを書き綴っただけだと思うんだ。それが多くのファンを震撼させるような内容に仕上がったのは、骨身にしみ込んだアイドル性がなせる技なのではないだろーか。





ちなみに私は岡田君はこれは健君が読む事を想定して書いていると思う。