サタスマによせて
楽しみにしていたシャッフルビストロ第2弾、第2回は、ゲスト慎吾君!
スマスマが20周年を記念して、交代でメンバーをお客様として迎える企画をやっているよー!
正直に言おう、今回のゲストが慎吾君で、はじめは本当にほんの少しだけがっかりしたのだ。と、言うのも前回このように↓ゲスト予想をたて、私は通称サタスマコンビ(中居&香取)の語らいを非常に楽しみにしていたのである。
<前回予想>
司会:草薙 ゲスト:稲垣
司会:稲垣 ゲスト:木村
司会:木村 ゲスト:香取
司会:香取 ゲスト:中居
これは断じて全く全然しんつよが嫌な訳ではなく、ただ私が個人的に香取君が中居君、そして木村君しゃべっているのが好きなのである。
そしてそれはなぜかと言うと、中居君と木村君が香取君としゃべるときの表情や、話し方が好きなのだ。
あらゆるドラマやバラエティで活躍する2人だが、慎吾君と話すときは他では見る事ができない「特別」な顔をしている気がする。その特別の種類は、親愛とか友情というよりは、SMAPの一番下である慎吾君を、弟のように思う気持ちからでてくるもののように思える。それは「かわいい」とか、「愛おしい」という感情なのではないだろうか。このSMAPの年上2人は慎吾君に対し「いつまでも弟扱いをしてはならぬ」と自制してきた傾向が強いが、そんな2人からたまにでちゃう「ああ、こいつ本当に可愛いな」オーラにとてもときめくのだ。
はっきり言って、この2人は意識して慎吾君を大人として扱おうとするあまり、変なこじらせ方をしていると思う。今回のビストロでもだだ漏れだったが、普通に接しているつよぽんや、年下としてかわいがっている吾郎ちゃんのほうが、慎吾君をきちんと1人の大人として認識できていると思う。
今回のビストロ、中居君の発言
とにかく切ない。
終わった後、twitterは、「サタスマ、切ない」というワードで溢れ帰っていた。
何が切ないのか?
何が切ないって、話せばいいじゃないか、フレンチ好きなこととか、最近好きなラーメン屋の話とか、エビを飼っているとか、ささいなことをしゃべればいいじゃないか!
料理を出しながら「20年前ぐらい前に香取さんと2人だけで安い中華屋さんに行ったんですよ」「そのときにチャーハンと餃子を食べまして、それをおいしそうに食べてたから」「止まってっから俺そこで」と言っていたが、20年前の慎吾君で時を止めているのは、中居君じゃないか!中居君が意識して20年前で時を止めてしまっているんじゃないか。
2003年のメンバー対談企画で中居君と慎吾君の回で印象に残っている会話がある。慎吾君が今後のSMAPについて、「今は会話をしなくても、本番すごいものができあがる。もしもちゃんと話合ってから挑んだら、もっととんでもないものができあがるのではないか」という趣旨のことを言った際、中居君は困ったように笑って「無理だよ」と言った。
当時私は、何が無理なんだろう、私はそんなSMAPも見てみたい。話せばいいじゃないか!…と思った。12年の年を経て、また同じ事を思うとは。
「しようよ」という曲は、私がSMAPの中で一番好きな曲であり、SMAPを見ているとたまにこの曲が流れ出す。
わかったふりしないでさ、ちゃんと言わないとわからない、とにかくなんでも気付いたら話をしようよ。