かくれぬらり

2.5次元の妄想。情報やレポはありません。感想と散文です。

言葉が重い人

木村さんは、「言葉が重い」人だなと思う。重すぎて、人に緊張感をあたえてしまうんだろう。言葉を大事にするし、自分で言った言葉には責任をとる人だと思うのだ。


SMAP交換日記(という名のただのお手紙交換)での木村君は本当に見事だったなーと思う。剛君に「今度カンパイしよーぜ」と言い、慎吾君に「一番のしっかりもの」という。しんつよコンビはどちらも言葉につまるくらい感動していて、中居君は絶対「これでこそ木村拓哉だ」と思ったと思う。(ちなみに、それでもお酒を飲まなかったところにつよぽんのスケールの大きさを感じる。)



中居君が木村さんを語るとき「顔に出やすい、嫌いな人とかすぐわかる、でもそれは我慢しないで自由に感情を表していてほしい。」というような趣旨のことをよく語る。でも中居君は「(芸能人で)好きな人がいると、好きじゃない人ができてしまう。司会をするにあたってフラットな状態で人と接したいから、好きな人も作らないようにしている。」…と自らはストイックに追いつめている。中居君は木村さんの「自由」さは常に肯定しているけど、たまに中居君は木村さんに対して「木村拓哉ならできる」とか、「こういうときに決めるのだスターだ」というたぐいのプレッシャーでおいつめる。でもそういうとき必ず木村さんはそれに応える。


そしてうたばんで昔中居君が「自分の中の木村拓哉伝説が壊れるから木村君は結婚しないでほしい、ずっと雲の上の存在でいてほしい」と言ったとき、木村君は「わかった。」と言った。中居君が木村君の自由をしばるとき、木村君は意外とそれに応える。木村君の言葉は重いから、ほんの一瞬、木村君は本気だったと思う。でもその本気さがわかるから、中居君はなんとなく困ったような顔で笑っていた。この瞬間が私の中の2TOPにおける一瞬の永遠だなというどうでもいい話。




2014年9月22日のビストロの2topは、久々に心が震えた。中居君って人は…!いつもの自分だけが泥を被ればいいという話法に見せかけて、かなり本音を言うという高度な話法を使っているようにみえたよ。