かくれぬらり

2.5次元の妄想。情報やレポはありません。感想と散文です。

末っ子について

常々慎吾君を見ていて「よくこんなに健やかに成長したな」と思う。小5からずっと高校も行かずに、芸能界でSMAPとして過ごすって、精神的に相当に過酷な事だったと思うのだ。もちろんほの暗い学生時代のエピソードはちらほら聞くし、たまに闇な部分がでてくるけどw素敵な大人に成長したのはすごいことだと思う。
その安定感の根底には本人の努力や性質、家族のサポートがあることは勿論の事だけど、周りのメンバーの努力と愛情もあると思う。
よく考えるとSMAPは慎吾君、TOKIOの長瀬君、V6の岡田君とグループの末っ子はグループで1番安定しているし、精力的に仕事に取り組んでいる。皆メンバーから格別の寵愛を受けている傾向にあると思うので、末っ子が精神的に安定しているということが、この3グループが全員優しくてあたたかいグループであることを表している気がする。

V6の末っ子岡田君のドラマは私は好きなのだが、木更津もタイガーアンドドラゴンもSPもその「役柄」が好きになり、「岡田君」自身に興味があるわけではなかった。(これは良い役者ということなのだろうけれど)「岡田君」自身に興味を持ったのは、嵐にしやがれのゲスト回。嵐と絡みの多い岡田君が、メンバーそれぞれのエピソードを披露する中で翔君に、「自分がV6の中で一番年下だから、実年齢とメンバーがとらえている自分にギャップがあった。だから後輩(翔君)はちゃんと成長と共に大人として接するために、呼び方を変えた」…ということを話していた時だ。これはただの呼び方の話ではなく、岡田君は「相手をその年齢に相応しく扱う」ようにしているって話だよね。これは実は過去に翔君が潤君にできなかったことでもあり(そして嵐内最大複雑な人間関係が形成されていったのだけれど)、翔君は話を聞きながら、なんとも言えない表情をしていたから、嬉しかったり寂しかったり過去の自分を少し考えたんだろうなと思った。

これは中居君も考えたことで、中居君がある時期からメンバーをさん付けで呼び出したのも理由は「もういい大人なので」だった。


「呼び方」ってジャニーズは結構こだわっているし、「相手にどういう呼び方を許しているか」で関係を計れるようになっていることもある。

岡田君という人はこの「呼び方」についてかなり考えてきた人のようで、若いときはメンバーに名前(准一)で読んで欲しいと訴えてきたようだけれど、メンバーは拒絶したというエピソードもなんだかわい。

剛健コンビは一個違いなのだけれど、お互い呼び捨てで、タメ口、その剛健コンビを岡田君はずーーーっと「剛君、健君」と君付けで呼んできた。それが2010年頃?からたまに「健ちゃん」と呼ぶようになった…って、とても可愛いエピソードだと思う。

15年近く、君付けで呼んでた真面目な岡田君が、「健ちゃん」と無邪気に呼ぶ相葉君をどう思っているのかは、少し気になるところである。笑