かくれぬらり

2.5次元の妄想。情報やレポはありません。感想と散文です。

まずはSMAP その4

こんなに愛があるのなら、どうして隠していたんだ、あの突き放した距離感は何だったんだ…と色々思うことはあったが、私はまた今のSMAPを追いかけだすこととなった。


木村君のジェットコースターでも崩れない顔面偏差値の高さと、表情管理のレベルの高さに驚愕し

吾郎ちゃんがスパイダーマンで中居君と木村君の手にすがりつくとことろに彼らのどこかずれた感覚に驚愕し、(おじさんは絶対にそんなことしない…)

つよぽんのみそ汁飲む姿のかっこよさと、中居君と一緒に泣いてあげる優しさと、最後の落ちの秀逸さに笑い

慎吾ちゃんの末っ子感と、中居君のために生姜焼き定食頼んであげるところと、中居君の酔っぱらい話を「なにその愛情」と正しく理解してあげる姿に感動し

そして20年も続けているのに変わらない中居正広のグループ愛に涙しました。リーダーがあんなにもチームを愛してくれているなんて、本当に幸せなチームだと思う。


5人旅についての感想で一番秀逸なのはやはりダイノジさんのラジオだと思うので、皆様ぜひ視聴してほしいんですが、その中で本当にうまいこと言うなと思ったのが「SMAPって物語がある」という言葉でした。中居君が「best friend」で泣くってわかったとき、結構多くの人が「ああなるほど」と思ったと思うんですよ。「best friend」はSMAPが存続の危機を迎えたときに歌われた大事な歌で、森君が旅立つ時も、吾郎ちゃんが復帰した年のライブでも中居君は泣いていた。ファンなら当たり前に知っているし、当時のスマスマを見ていた人も多かっただろう。
当たり前だけど、中居君は私たちのことなんて一つも知らないのに、私たちは中居君が「best friend」で泣くことを知っている。それはSMAPが歩んできた物語を知っているわけであって、それをなぜ知っているかというと、SMAPが昔から、その物語を視聴者と正しく共有し続けてくれたからなんですよね。これって本当にすごいことだなと思いました。