かくれぬらり

2.5次元の妄想。情報やレポはありません。感想と散文です。

まずはSMAP その1

1987生まれの私にとって物心ついたときすでにSMAPとは圧倒的な存在だった。
月曜の夜はスマスマを観ることがあたりまえだったし、カラオケでは普通に歌うし、メンバーのドラマは録画して観る。「ファン」というわけではなく、日常な存在というか、好きなのが当たり前の存在だった。



ただ、2008-9年頃からのSMAPは、そんなライトファンの私からみても「ん??」と思うことが多かった。スマスマの5人そろってのエンドトークが完全になくなり、中居君がメンバーを「さん」付けで呼ぶようになり、コンサートをしない。草薙君の事件も、当時はかなり衝撃的だった。仲が悪いことを売りにしている彼らだが、この頃までは誕生日にプレゼントをし合ったり、ライブの後はメンバーで飲みにいったりと実は割と仲良しなグループだったのだが、この時期は正直本当に仲が悪そうに…見えた。

更にさかのぼれば正直「世界に一つだけの花」のリリース、そしてその後の相次ぐ優等生ソングのリリース時から、「これは違うんじゃないか」と思っていた。「世界〜」を好きな人はたくさんいるし、メンバーも好きなようだからあくまで個人的な見解だけども、これはSMAPの歌ではないと思う。だって彼らは誰かのオンリーワンであれば良いという存在ではない、「NO.1」を目指し、NO.1で居続けるグループなのだから。そしてそれは森君が辞めるときに「ずっと一番でいてほしい」と約束したのだから。

その気持ちが変化したのは2011年、「プロフェッショナル」「がんばりましょう交換日記編」そして「SMAP五人旅」を観てからである。